イギリスの現状
16~59歳で昨年1年の間に違法薬物(以下ドラッグ)を使用した人の数は320万人。
およそ11人に1人が使用したことになります。
また、16~24歳の若年層だと130万人、およそ5人に1人が使用した計算となります。
法律で禁止されていないのか?
「ドラッグ」はイギリスでも違法です。
日本よりはゆるいと言われているドラッグに対しての刑罰。
果たしてそれは本当なのでしょうか。
もしあなたがドラッグを使用、所持、生成、販売、取引きした場合に罰金刑もしくは懲役刑となります。
どの行為をしたかによって、どの種類のドラッグか、またあつかったドラッグの量によって罪の重さは変わってきます。
もっとも重い罪となるのはもちろんドラッグの生成、密売、大口取引きです。
政府のガイドラインをもとに解説していきます。
ドラッグの種類
4つにクラス分けされているドラッグ。
それぞれのクラスに属するドラッグとそれぞれの刑罰は下記のとおりです。
向精神薬物質に対する刑罰
亜酸化窒素など向精神薬物質を含むものに関しても、ドラッグとしてあつかわれる。
向精神薬物質を所持に関しては特に刑罰はないが、生成、販売をしていた場合は最高で7年間の懲役もしくは罰金となる。
食べ物やアルコールは対象外です。
ドラッグの所持について
ドラッグは所持しているだけで罰せられます。
18歳以下の場合は警察は保護者に報告します。
ドラッグ所持に対しての刑罰はどのクラスのドラッグをどのくらい所持していたかによって異なります。
大麻
警察の警告、90ポンドの罰金。
大麻に関しては先ほどの表ではクラスBに入っており、最高で5年の懲役になっていましたが、実際に大麻の所持で刑務所いきになった人はいないそうです。
カート
2回目までは警察が警告か60ポンドの罰金。3回以上捕まった場合は最高で2年間の懲役。
考え方が根本的に違うイギリス人
結論からいいますと、考え方の違いです。
イギリスは個人の選択を尊重する個人主義といえるでしょう。
18歳以上の人間は立派な大人で善悪の判断は自分でできる。
もし、何か過ちをおかしても、自分自身で責任をとれる。
だから、家族があまり口出ししないのです。
法律で禁止されているからではなく「別に他人に迷惑をかけなければいいでしょ」という考えが強いのです。
18歳を超えると立派な大人としてあつかわれるイギリスでは、犯罪を犯してもその人の家族がマスコミにとり上げられたりすることはありません。
犯罪者の家族は知らないふりをして生きていけるわけです。
そういう意味では個人主義の国といえるでしょう。

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