都会と田舎の大きな違いって何だと思いますか?
都会と田舎に関して頭に浮かぶキーワードをそれぞれ簡単に挙げてみます。
〔都会〕
人口が多い、お店が多い、水がまずい、渋滞、高層ビル、ネオン街、ビルボード、騒音、埃っぽい、地下鉄、チカン、リッチな人が多い、違法ドラッグなど
〔田舎〕
お年寄りが多い、静か、自然、バス、近所付き合い、水がおいしい、ヤンキー、農家、なまり、退屈、車が必需品、夜10時以降はお店がやってないなど
私は田舎で生まれ小さい頃はよく都会の暮らしに憧れていました。いつかは都会に出てリッチになってきれいな彼女をつくって外車に乗り回したいなんて思っていました。
東京に移り住んだのは私が20歳のときです。東京を選んだ理由は日本に住んでいるからには日本で一番大きな都市に一度は住んで見たかったということと同級生のほとんどが東京近郊にある大学に進学し東京近郊に住んでいたという理由からです。
料理に少し興味があったということとお酒がただで飲めるのではないかという安易な理由から私が最初に選んだ仕事は居酒屋の厨房です。
バイトを始めてまず最初に驚いたことはアルバイトのスタッフが全員田舎出身だったということです。
店長が秋田出身で厨房の一番偉い人は静岡出身など東京出身の人はホールで働いていた女の子一人だけでした。
その時世の中にはたくさん私と同じ考えを持っている人がいるんだと少しほっとしたのと自分が特別ではないという少しがっかりした気分になったのを覚えています。
それからは常に自分は他人と違う人生を歩きたいと考えながら生活していました。上京した頃は田舎の彼女と遠距離恋愛が続いていて時々電話で他愛もない話をしてだらだら関係を続けていましたが東京での新鮮な毎日に彼女への興味はあっというまに失せてしまい上京後3ヶ月ほどで関係は終わってしまいました。
住めば都といいますが東京の場合は少し事情が変ってきます。住む前から都なんですから住んでも都以上にはなりません。美人は3日で飽きるといいますがまさにその通り都会の暮らしも1年も経てば飽きてきます。仕事も居酒屋で知り合った友達に誘われ夜の世界にといってもホストなんてやる度胸もなかったのでキャバクラのボーイ。
給料はそこそこ良かったし住んでいるお店の場所も中野で当時住んでいた高円寺からとても近く通勤も楽ということですぐに居酒屋をやめキャバクラへ転職しました。
6ヶ月程たった頃に店長から渋谷のお店に移動を命じられ渋谷のお店に移動しました。
人生にやりがいを見出すことができなくもがいていた時期でした。なんで自分がここにいるのかもわからずただ惰性だけで生きていました。
そんな自暴自棄になっていた時期のある日ルパンと呼ばれている広島出身の同僚に「「SとかLとかやるんでしょう?」と言われ何を言っているのかわからず「?」って顔をしていると小さな声で「スピードとかだよ!」と少し考えたあと「あ~」「やったことないよ、高校のときマリファナとかは吸ってたけどね。」というと「やってみる?」興味がなかったわけではないので「いつ?」「今日仕事終わってからとかは?」「OK」とそんな流れでルパン誘われるまま仕事の後彼の家を訪ねることになりました。
ルパンの家についてまずびっくりしたのが私のたった一つ上の22歳なのに住んでいるのが渋谷の道玄坂から歩いて1分くらいのところにある高層マンション。しかもその家でルパンの帰りを待っていたのはどこか見覚えのある女の人でした。
会ってからしばらくしてすぐに思い出しました「マミさん?」ルパンが一緒に住んでいたのは私たちが働いているキャバクラの元ナンバー3の女の子だったのです。驚いたのはそれだからではありません何とその彼女最後に見たときより少しふくよかになっていてお腹には少し大きな膨らみが...「妊娠してる?」するとルパンが「そうだよ俺の子だよ。」「そうなんだ」真美さんは当時既に27歳くらいだったと覚えています。私は水商売やっている女の人ってプライベートでは男運が良くないって聞いたけど本当なんだなぁ...。
そんなことよりスピードやりましょうよって話でしたよね。私はそのとき仕事明けでとても疲れていてどこにも遊びいく気力もなくとりあえずマリファナ吸ったときみたいにフワーって感じになってそのままベットでぐっすり休もうと思っていました。
ルパンが用意していたのは理科の実験で見たことある薬品を吸い上げて一方のビーカーから他方のビーカーに適量の薬品を移すときに使うガラス製のスポイトの下半分の部分が切り取られている状態のもの...簡単にいうととても短いスポイトです。
スポイトの中の部分にこれまた理科の実験に使われる小さな耳かき大の鉄のスプーンで小さなビニール袋から白透明の結晶を1さじ2さじと投入します。
スポイトを外からライターで炙るとガラス越しに中の結晶が解け液体になりその後すぐに白い煙となりスポイトの中に充満するのが確認できます。(まるで理科の実験そのものです)それをスポイトの先からゆっくり吸い込む。全て吸い込んだら2,3秒間肺にためそのあとゆっくり吐き出す。
間髪入れずに頭の中で「パキッ!」と音がしたかと思うとそれまでぼやけていた目の前に広がる世界が一気に輝きに溢れ体には漲るパワーが何か走り出したくなるような衝動に駆られました。頭の中で思わず「素晴らしい!」と叫んでいました。
コカインの効き目が数秒から長くても1時間と言われていますがスピードの効き目は2時間から長いときで8時間といわれていてスピードのユーザーはスピード一筋だというのも頷けますね。
私のスピードとの出会いはこんな感じで私もその後半年ほどのめり込みました。
なぜ半年でやめたのかといいますと飽きたというのが第一で後はスピードと言うのは効いている間はいいんですが効き目がなくなってしまったとき死にたくなるほど自暴自棄に陥ってしまいとても落ち込みます。
世の中に完璧なドラッグなど存在しないと誰かが言っていいましたが、まさにおっしゃるとおりでプラスの値が大きいほどマイナスの値もそれに比例して大きくなります。
違法ドラッグに限らず政府が認めている合法ドラッグの代表アルコールも一緒です。お酒を沢山飲めばそれだけ楽しくなるが翌日には酷い頭痛が待っています。
私は違法ドラッグはそれほど悪いものだとは思いません。違法の薬物は健康に支障をきたすからやらない方がいいという意見もありますが、ではこの世の中にお酒を飲みすぎて肝臓がんやタバコの吸いすぎで肺がんになる人の数に比べたら薬物で命を落とす人の割合なんてごくごくわずかです。
ただ自分自身をコントロールできない弱い人間は違法のドラッグをやらないとしても合法のドラッグを死ぬまでやりる続けるだけです。
結果は同じなのですからそこに行き着くまでの過程で合法なものを利用するか違法なものを利用するかなんてちっぽけな問題ではないのでしょうか。
基本的に違法ドラッグというのは日本国内でつくられているものはごくわずかでそのほとんどが海外からの輸入によってまかなわれています。それっておかしいですよね。
日本のように大麻を所持しているだけで大問題となる国が海外からどんどん入ってくる違法ドラッグは見て見ぬふりです。日本はそれでも違法ドラッグは使ったものが悪いといつも買い手側を問題視しますがもしそのもの自体がなかったら買いたい人も買えませんよね。
日本の警察官もそこまで馬鹿じゃないと思うのでおかしいと気づいている人が沢山いると思いますがそこは国のやっていることだから公務員である彼らも見て見ぬふりです。下手に関わって仕事を失うのは自分ですからね。背に腹は変えられぬといことです。
No comments:
Post a Comment