
最近スティーブ・ジョブズというアップルの創設者 スティーブ・ジョブズのアップル創設からアイポッドを作るまでを描いた映画を見ました。
こういった実在した人物を描いたノンフィクションの映画のシーンのなかででてくる主人公がビールを飲んだりタバコを吸ったりするシーンって必ずありますよね。
このスティーブ・ジョブズの映画にもジョブズ氏が夜みんなが帰った会議室の中でビールを飲むシーンがあったのですが実際には彼は生前アルコールの愛好家ではなかったようです。
彼は自分の誕生日パーティーでもアルコールを一滴も飲まなかったと言われています。
そこであの映画のシーンに戻りますがあれはいわゆる映画会社のスポンサーにどこかのビール会社が入っていてその宣伝のために無理やりあのシーンにビールを組み込んだのだと思われます。
これってある意味サブリミナル効果と同じですよね。
成功者=お酒好き
映画を見ている人に与える効果をシュミレーションしますとジョブズ氏が仕事中にお酒を飲んでいるということはお酒を飲むことで何かインスピレーションを感じそれを商品作りに生かしていたのではないかという考えを持つ人がでてきます。その人たちの行う次の行動はお酒を買いにスーパーへ行きます。
つまり映画を見る=お酒の売り上げが上がる。という経済効果を生み出します。
商品を直接売り込むことをせず人間の心理を利用して消費者に勝手に思い込ませるという戦略がそこには存在します。
しかもお酒のような娯楽のアイテムを消費者に買わせるのはとても簡単なことです。
人間は基本的には快楽主義ですのでお酒を飲んで酔っぱらうこともできるしそれを仕事に生かすことができるのならまさに一石二鳥ということでお酒好きの背中を強く押してくれます。。
人を楽な道へ引き込むほど簡単なことはないのです。 でも皆さん冷静になって考えてください。
もしお酒を飲んで成功するのならこの世の中に存在する多くのアルコール中毒者から億万長者がたくさん出てきても不思議ではありません。でもアル中患者は成功しているどころか社会の不適合者として扱われています。
つまりお酒を飲んでいたから成功したのではなく成功したからおいしくお酒を飲めたのです。
ではお酒を飲まなければ必ず成功するのかといいますとそうではありませんがはっきりいえることはお酒を飲まなければ成功する可能性がこれ以上低くならないということです。
お酒を飲むと脳の働きが鈍くなると医学的に証明されていることはご存知の方も多いかと思います。ということはお酒を飲んだ場合に浮かぶアイデアよりお酒を飲んでいないときに浮かんだアイデアのほうが間違いなく実用的だということになりませんか。
映画のほとんどが経済効果を狙って作られていますが最近の映画はあからさま過ぎます。
他の映画でいいますとソーシャル・ネットワーク。フェイスブックの創設者マーク・ザッカーバーグがハーバード大学時代に大学生向けに始めたソーシャルネットワーキングサイトが世界最大のコミュニティサイトへなるまでを描いた映画でご覧になられた方も多いのではないでしょうか。
この映画はお金を持っていない大学生でもアイデアさえあれば大成功を収めることができるのだというアメリカンドリームが起業をめざす若者の心をがっちり掴みました。
この映画の中でも主人公のマーク・ザッカーバーグはドイツのビール「ベックス」を常に飲んでいました。
そしてビジネスパートナーの「ショーン・パーカー」(無料音楽配信サイト「ナップスター」の創設者の一人)に関してはお酒を飲むだけでなく違法の薬物にまで手を染めていました。(映画の中ではコカイン、マリファナ)
これは多くの若者に薬をやっていてもお金持ちになれるんだという印象を強く与えました。
この映画が上映されたあとアメリカでの違法薬物の消費が増えたとか増えなかったとか。
私の言いたいことはつまり多くの大企業がやっていることは映画など影響力の大きなメディアを利用して消費者の購買意欲を煽り商品買わせているのです。
映画だけでなくテレビ、ラジオ、インターネットと私たちの身の回りはメディアだらけです。私たちは今必要なものを買わず、必要ではないものを必要なんだと思い込まされ買っているのです。買わされているといったほう正しいですね。
「人がお金を使うから世界の経済が潤うんです。お金を使わなければいつまでたっても不況の泥沼からは抜け出せません。」
などとお金持ちが貧乏人を囃し立てるのもある意味洗脳です。貧乏人に無駄なものをどんどん買わせるのが現在のビジネスのあり方になっています。
他人よりも少しでも裕福になりたいのでしたらテレビ、映画、インターネットをあまり見ないことが一番近道なのではないでしょうか。
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